実は簡単!お料理しながら同時に片付け。たった3つのポイントで食後のうんざりが解消!

 料理は好きだけど、後片付けがなぁと言う方、結構いらっしゃいますよね。
確かに、料理という「クリエイティブ」な作業の中、片付けはどこまでいっても「作業」。テンションもあがりませんよね。

 私は、休日にはメイン料理に加え、副菜にあたる常備菜を合わせて、ムリョ10種類前後の料理を作るのですが、唯一自慢できるのが「料理終わりにはほぼシンクに洗い物を溜めていない」ということ。
 料理をしない人にはわからない、この地味な自慢。台所仕事では、それはまぁびっくりするくらい色々な汚れ物が出ますよね。で、あっという間に台所はグシャグシャ。そりゃ、何人ものシェフが出張料理に来てくれても全然平気といった広い台所でお料理をされているのなら、少々汚れ物が出ても、作業スペースを圧迫することはないでしょうけれど、普通は、汚れ物=作業スペースの侵食です。物理的な作業のしにくさに加え、片付かない場所で作業を進めるのって、イライラしますよね。いるものがサッと取れない、使いたい時に軽量スプーンが汚れていて使えない、などなどそのストレスたるや‥。疲れていればいるほど、イライラは募ります。

 じゃぁ片付けながらやればええやん、なんてこと、間違っても簡単に口に出してはいけません。「そんなにいうんやったらやってみたらええやん」で、試合終了です。そう、料理と片付けを並行してやるって、本当に大変。ですよね?
 食後、使った食器に加え、汚れた調理器具でいっぱいになった台所に向かう心境・・・考えただけでうんざりします。

 でもね、実はちょっとしたコツさえ掴めば、案外うまくいくんです。これから、私が実践している方法をお伝えしましょう。

 といっても、恥ずかしいくらい簡単なんです。ポイントはたったの3つ。拍子抜けしないでくださいね。

ポイント1)水を出すタイミングに、拾い洗い。

 料理をしていると、水を出すタイミングってかなりありますよね。とくに、手を洗うタイミング。これを逃してはいけません。水を出して手を洗ったら、ついでにその時シンクにある汚れ物を洗う。これだけ。でも、チリも積もればなんとやら、この作業の積み重ねが、効いてきます。慣れてくれば、お鍋にお湯を沸かす間に、水切りかごにたまった洗い上がりのお皿なんかを片付けて、次の拾い洗いのタイミングに、乾いたお皿の上に濡れたボウルを重ねるなんて事のないようにしておこうなんて気にもなります。ちょっとしたゲーム感覚でもありますね。

 そのうち、次のタイミングにこのお鍋も洗ってしまえるように、中身をあけておくようにしたりといった「段取り力」がどんどんあがってきます。

ポイント2)調理道具は必要最小限に!

 毎日お料理をしていると、いつのまにか増えているキッチングッズ。「ちょうどいいサイズ」を追い求めてついつい買ってしまうお鍋やフライパン。収納場所のことなどうっかり忘れて増やしてしまう、ボウルやバットの類い。これがあったらもう劇的に便利!大発明!と、買うときには思ったけれどなぜか家に連れて帰ってくると、思ったほど活躍しない便利グッズ達(こういうのに限って、また洗いにくかったりする!)。

 かくいう私も、集めたモノたちをなんとかシンク下や引き出しに、押し込んでいるのですが・・・。今回は「持っているモノ」ではなく、実際調理の時に「使うモノ」についてお話したいと思います。
 ポイント1のように、手を洗うタイミングで拾い洗いを続けていると、自然と新しくシンク下から出さなくても、洗い上がったモノを順番に使っていくことができます。調理道具は必要最小限に!というのは、洗い上がりのものを使っていきましょう、というだけでなく、じゃがいもを2〜3個、ちょっとアクをぬくために水につけたいな、なんていう時、シンク下から出しているボウルは別のもので塞がっているけれど、水切りカゴにはさっき洗った小鍋がある!じゃ、それでもいいじゃない?ということです。シンク下にはまだまだボウルはあるかもしれませんが、片付けのことを優先したら、今現在キッチン上に出ているもので回していく方が理にかなっていると、思いませんか?もちろん、気に入って買った調理道具たち、どんどん使っていきたい!とおっしゃる方もいらっしゃると思います。なので、ここではあくまでも「片付け」を優先に考えている、ということでご容赦くださいね。

 実際、うちの母の台所仕事は、フライパン、お鍋、包丁、ボウルなどなど、びっくりするくらい登壇しています。包丁なんか、1食材につき1本使ってるんじゃない?っていうくらい(もちろん、素材にあわせて包丁を変えているなんてことはありません)。それに口を出すと、怒り出すんですけどね〜(笑)。片付けに関しては、間違いなく反面教師、です(笑)。

ポイント3)めんどうでも、「定位置」は守る

 「定位置が守れないから、台所が乱れるのよ〜」はい、そんなんわかってる!という声が、もう聞こえてきました(笑)!
 お願い、お願いだからもうちょっと聞いて!

 ざっくりでいいんです。むいた野菜の皮、シンクにベロっと捨てたままにしていませんか?冷蔵庫から出したマヨネーズや生姜チューブ、あとでもう一回使うからとバラバラに置いてませんか?

 調理中に出るゴミは、その手で捨てちゃいましょう。溜めて山盛りになった野菜の皮の下敷きになっていたスプーンを、ガサっといっしょくたに捨ててしまう悲劇なんて序の口、混じっているのが包丁だったら!!!怖すぎる!いかんせん怖がり気味の私は、そんなことのおこらないよう、ゴミは三角コーナーへ。うちの場合は、コーナーに貼り付けるタイプの、ビニール袋を挟んでパコン!とするタイプを使っています。これ便利!なにより場所をとらないし、パコンと閉めておけば余分な水も入りませんし、匂いもシャットダウンしてくれます。

 また、あとで使う予定のある調味料類をわざわざ冷蔵庫に1回1回戻しましょう、なんて小うるさいこともいいません。だけど、バラバラにおくんじゃなく、ザクっとした置き場所を決めて、まとめておきましょう。そうすると洗う予定のほうれん草の下になった生姜チューブを探してウロウロすることもありません。片付ける時も、取りこぼしなく元の位置に戻せます。

 どうです?当たり前すぎて、拍子抜けされたかたもいらっしゃるかもしれませんが、あらためて「言語化」されると腑に落ちる、っていうこと、あると思います。いつものお台所仕事、ポイント3つを実践できている方、いない方、それぞれなんとな〜く意識しながらやっていただくと、食事のあとは、片付いたシンクに使った食器を持っていって洗うだけ。少し、時間の余裕もできたら、幸いです!


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これ、しっかり閉まるのである程度の匂いもシャットダウンできます。買われるときは、シンクの曲線にご注意を!バラして洗えるのも衛生的で人気みたい!

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