たまごを保存する時は、どちらがいいでしょうか?A)尖っている方を下にする B)ふっくらしている方を下にする

正解は A)尖っている方を下にする です!

 なんとなく安定感がありそうで、ふっくらしている方を下にして保存する方が多いと思いますが、実は尖っている方が丈夫にできてるんです。
 なぜなら、たまごが産み落とされるときは、この尖っている方からなので、自然と鋭部から落下(着地)することに。そんなわけで、尖っている方(鋭部)が丈夫でひび割れにくくなっているんですね。

 それともう一つの理由があって。
 下の図のように、ふっくらしている方の「鈍部」には「気室」があるからです。「気室」というのは空気が入っている部分で、ふっくらしている方を下にして置くと、「気室」が上の尖っている方へと移動し、この移動の際に卵黄と気室内の空気が触れる可能性があります。このとき雑菌が入り込むかもしれないので、保存する際には、尖っている方(鋭部)を下にするのが安心です。

このほかに、たまごを保存する場合の注意点は・・・

 まず、最近よく聞くようになりましたが、冷蔵庫の扉の備え付けたまごケースでの保存は避けた方がいいようです。なぜなら、冷蔵庫の開け閉めによる振動で殻にヒビが入りやすいのと、冷蔵庫本体内に比べ、開け閉めの際の温度変化をもろに受けやすいためです。
 温度変化でいうと、冷蔵で売られていたたまごを、常温で保存するのもNG。急激な温度変化は結露が発生する原因になりますが、たまごの表面には「気孔」とよばれる目に見えない(もちろん中身も出ない!)ほどの小さな小さな穴が1万個以上あいていますが、結露が生じるとこの気孔を通じて、たまごに雑菌が入り込みやすくなります。ちなみに、たまごの保存に最適な温度は10℃以下ですので、常温で売られていたたまごも、なるべく冷蔵庫に入れて保管するのがいいようですね。
 また、たまごの場合は家庭での冷凍保存はおすすめできません。それには2つの理由があって、冷凍すると、中身が膨張して殻が割れてしまいそこから雑菌が入り込むためと、もう一つは、凍ったたまごの黄身は解凍しても元に戻らず、美味しくないためです。


 様々な料理に使われ、栄養も豊富、そしてなによりとても美味しい「たまご」。正しく保存して、安心安全に常備したいものですね!

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