和からし？本からし？マスタード？いったいどう違うの？
そもそも、「からし」の違いって？
そもそも、からしの違いは、アブラナ科カラシナというタネの違い。
そこからざっくりと、和からしと洋からしにわかれます。
和からしはオリエンタルマスタード（辛さや香りが強い）という種類のタネ
洋からしはホワイトマスタード（イエローマスタード）・ブラックマスタード・ブラウンマスタードという種類のタネのもので、酸味が強いのが特徴
では、和からしと本からしの違いって？
スーパーの陳列棚にずらりと並ぶパッケージをみていて、和からし／本からし／からしと種類があるのをみて、戸惑ったご経験ありませんか？私も最初、メーカーさんが独自につけた商品名かな、くらいに思っていました。が・・・
マイルドさを重視するなら「本からし」
マスタードシード（からしタネ）の種類や配合はメーカーさんによって違いますが、「本からし」または「からし」といわれているものは、和からしと洋からしをブレンドしたもので、どちらかといえばマイルドさを重視したものです。
このことから、例えばしゅうまいやとんかつなど、比較的からしをたっぷりと付けていただくお料理が、あいますね。
ツンっと辛いのがいいという場合は「和からし」
揮発性が高く、つんとしたからし特有の辛みを求めるなら「和からし」。
どんな料理に合うかといえば、おでんや、豚の角煮など、ちょっぴりのカラシで、しっかりとからしの存在感を楽しみつつ、料理の味を引き立てたい時におすすめです。
もちろん、とにかく辛いのがいい！という方は、「和からし」一択でも問題なし！
辛さ順に並べると・・・和からし＞からし（本からし）＞洋からし
マスタードと呼ばれるものは、洋からしに塩やビネガーを加えたものです。サンドイッチに塗りつけたり、ホットドッグにグニョリと出すのは、この「マスタード」ですね。
ちなみに、粉からしは、和からしであるオリエンタルマスタードをすり潰して粉状にしたものですので、練りたては、一番ダイレクトにからしのツ〜〜〜〜〜ンとくる魅力を味わえますね。
いかがでしたか？今度、からしを選ぶ時、スーパーの陳列棚の前で、このお話を思い出していただけると幸いです！
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